投稿者: 3ai-staff2

じめじめした日が続き、なんだか気分もあがらない、、
そんな日々ですが、病院では先日デザートにケーキを提供いたしました♪
ささやかですが、少しでも患者様の気分があがれば幸いです(^^)

さて、梅雨の時期に怖いのが食中毒。
ニュースでは病院や学校、施設や飲食店での食中毒が取り上げられますが
一般の家庭でも食中毒は起こります!

具体的には・・・

・賞味期限を守る
・冷蔵庫は詰め込みすぎない(7割程度)
・こまめに丁寧な手洗いを
・タオルや布巾は清潔な乾燥したものを使う
・野菜はきれいに洗ってから使う
・中心部分までしっかりと加熱する
・調理器具はきれいに洗浄する(熱湯をかける・漂白剤で殺菌する)
・出来上がった食事は長い時間放置しない
・少しでも怪しいと思ったら思い切って捨てる

ご家庭でも安心・安全なお食事を召し上がるためにぜひ気を付けていただきたいです。

病院では、常に衛生管理を厳しく行っております。
これからも患者様に安心・安全なお食事を提供する為に
衛生管理の徹底を行っていきます!(^^)!

★☆三愛病院 栄養課☆★

5月もあっという間に過ぎ、今年は早くも梅雨入りしましたね。
九州南部は全国で最も早く梅雨入りしたそうです。
天候の影響を大きく受けるのが農作物。
その中でも注目されているのが米価格の高騰ですよね。
お米は食事において非常に重要であり、
身体の主なエネルギー源となる炭水化物です。
患者様に十分な栄養を摂っていただくために、
当院では定期的に麦ごはんを提供しています(^^)/

麦ごはんはプチプチして食感がよく、食べごたえがあり患者様からも好評でした!
そんな麦ごはんは、水溶性の食物繊維が豊富で、白ご飯の約3倍以上も多く含まれています。
水溶性食物繊維には以下のはたらきがあります。


1、便秘解消
腸内環境を整え、便通改善の効果があります。

2、生活習慣病予防
血糖値の急上昇を抑えることや、コレステロール値を下げるはたらきがあり、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病リスクを軽減します。

3、ダイエット効果
麦は白米に比べて低カロリーで、食物繊維が豊富なので満腹感が得られやすいです。

上記のほかにも、ビタミンや抗酸化物質など肌に良い栄養素も豊富に含まれており、麦ごはんはおすすめです☆彡
食材価格が高騰しても工夫次第で上手に栄養を摂っていきたいですね。
梅雨明けが待ち遠しいですが、今のうちに栄養をたっぷり摂って暑い夏に備えましょう♪♪

★☆三愛病院 栄養課☆★

当法人では、地球温暖化対策の一環として「クールビズ」を実施いたします。

クールビズの実施期間中は、以下の対応を推奨しておりますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

当院の当番医を受診される方は、以下の内容をご確認の上、受診をお願いいたします。

◆当院の当番医は、電話等での予約受付を行っておりません。
 受付順で、診察のご案内をいたします。
 ※受診者が多く、診療対応困難となった場合、診療受付を終了する場合がございます。

◆不織布マスクの着用をお願いいたします。

◆発熱等かぜ症状や感染症の方との接触歴がありその疑いがある方は、受付時にお知らせください。
 発熱等患者の待合場所をご案内いたします。

<受診時にお持ちいただくもの>

 ・マイナ保険証または健康保険証、各種受給者証
 ・お薬手帳

交通アクセスのご案内

当番医医療機関:三愛病院 鹿児島市郡元3丁目14番7号

患者駐車場は、三愛病院の建物下(1階部分)にございます。
駐車場は、三愛病院の建物西側(国道の反対側)より入場できます。
満車の場合、別の駐車場をご案内いたしますので、当院までご連絡下さい。

感染予防対策のため、ご不便をおかけいたしますが、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
ご不明な点等ございましたら、当院職員へお問い合わせください。
三愛病院 代表電話番号:099-252-6622

大腿骨近位部骨折とは・・・

大腿骨近位部骨折とは、太ももの骨の付け根部分の骨折です。
例)レントゲン写真の赤丸で囲まれたところが骨折しています。
大腿骨の近位部骨折は、主に3つの骨折(大腿骨頚部骨折・転子部骨折、転子下骨折)に分けられており、いずれも高齢者の方に多く、日常生活に大きな影響をおよぼすため、恐ろしい骨折と言われています。

大腿骨近位部骨折が恐ろしい理由は?

1.寝たきりや介護が必要になるリスクが高い

歩行や立ち上がりに重要な部位のため、骨折後、早期に十分なリハビリができない場合、筋力の低下により歩行や立ち上がり、長時間のいすに座ることができなくなり、ベッド上での寝たきりになることがあります。

2.寝たきり状態により、合併症のリスクが上がる

寝たきり状態になると、肺炎やエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)、床ずれ(褥瘡)、尿路感染を合併することがあります。

3.死亡率が高い

大腿骨近位部骨折を起こした方は、1年以内の死亡率が10%~20%程度あるという報告があります。
骨折が直接的な死亡要因というより、骨折により、合併症の発症や寝たきりになったことによる活動量の低下等で、全身状態が急激な悪化に関係していると考えられています。

4.その他

骨折による入院や環境の変化、痛みなどが重なり、認知機能の急激な低下(認知症の悪化)したり、入院や手術費用の負担や退院後の介護等の生活支援に関する医療費や介護費用の負担が大きくなることがあります。

大腿骨近位部骨折患者の現状は?

三愛病院で入院治療をされた方の2022年集計データより

大腿骨近位部骨折の発症者は…

・90歳代が38%
・80歳代が28%
・70歳代が17%

80歳以上の方に多い骨折となっております。

骨折を起こした場所は、屋内が7割を超えており、トイレでの転倒や椅子への立ちすわり、お風呂での発生が多くなっており、バランスを崩したり、椅子に座ろうとして滑って骨折をしている方が多い傾向でした。

退院時の介護度は、ほとんどの方が大腿骨近位部骨折の治療途中(外来リハビリ治療の継続、通所リハビリや訪問リハビリ、状態によっては、療養病棟等へ転院して入院リハビリの継続、老人保健施設等に入所してリハビリや日常生活動作の訓練が必要な状態)の段階のため、何かしらの介護が必要な方が多い状況で、介護認定を受けている方も多くなっております。
退院後のリハビリ治療等を継続することで、骨折前の生活状況に近づけていきます。

このように大腿骨近位部骨折の治療は、退院してもしばらく続くため、骨折を起こさないことが重要となっております。

転倒(骨折)を起こさないための理学療法士からのアドバイス

屋外での転倒により骨折をするとイメージされる方がいますが、実際は、室内での転倒が要因になってることを認識していただき、以下の内容に注意して生活する必要があります。

●トイレの移動
 移動時は、杖や手すりを使い、トイレの中でもバランスを崩した時に、支えられるように注意しましょう。
 また、夜間は、日中に比べて、ふらつくことが多くあります。面倒でも、杖や手すりを使用することで、急なふらつきでも転倒を減らすことができます。

●椅子やベッドの立ちすわり
 椅子は、キャスターが付いていない、固定性がしっかりしたものを使用し、椅子の座面をしっかり確認して座りましょう。
 椅子やベッドから立ち上がる時は、立ち上がり時に力が入らず、バランスを崩しても、体が支えられるように、手に物を持たず、手すり等をつかんで立ち上がりましょう。

●その他注意点
 ★床の小さな段差、たたみの境めでもつまづくことがあります。
 ★スリッパは、控えましょう。
 ★適度な運動をすることで、筋力を維持することが大切です。
  セルフエクササイズにも取り組みましょう。
 例1)椅子に座って、膝を伸ばして足を前に挙げて3秒キープ
 例2)椅子に背筋を伸ばして座り、両足を床につけ、つま先だけを上に持ち上げる

転倒したことがある方は、特に気をつけましょう。