6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。
「歯と口の健康週間」とは、むし歯や歯周病を予防し、生涯健康に食事を楽しむためのお口のケアと食生活を見直す期間です。しっかり噛んで食べることは、単に食べ物を細かくするだけでなく、私たちの全身の健康に深く関わっています。本日は「歯と口の健康」を意識した献立を提供いたしました。


本日の主菜は、たっぷりの大根おろしを使った『サバのおろし煮』です。
お口の中が乾きやすいと、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
おろし煮のように水分が多く、適度な酸味のある料理は、唾液の分泌を助けてお口を健康に保ってくれるんですよ。
また、サバは歯を支える骨を丈夫にするビタミンDが豊富でカルシウムの吸収を助けます。
切り干し大根は噛みごたえがあり、自然と噛む回数が増える食材です。
よく噛むことで唾液が出やすくなり、お口の健康を守ることにつながります。
味噌汁に使用した小松菜はカルシウムが豊富(^^)/☆
実は小松菜は野菜の中でもカルシウム含有量がトップクラス(ほうれん草の約3倍)。
ビタミンCも豊富で、歯を支える歯茎を健康に保ちます。
ごぼうはカミカミ担当(^^)!不溶性食物繊維が豊富で、「噛む」ことを意識させやすい食材です。
キウイやミカンはビタミンCが豊富。歯茎のコラーゲン生成を助け、歯周病に強い口内環境を作ります。


「よく噛むメニュー」をおすすめするのには、3つの大きな理由があります。
1.天然の洗浄液「唾液」を出すため
よく噛むと唾液がたくさん出ます。
唾液には、口の中の汚れを洗い流し(自浄作用)、むし歯菌が作る酸を中和して、
溶けかけた歯を修復(再石灰化)する素晴らしい力があります。
2.栄養の吸収を助けるため
しっかり噛み砕くことで、胃腸への負担が減り、
骨や歯を作る「カルシウム」などの栄養素が体に吸収されやすくなります。
3.血糖値の急上昇を抑えるため
ゆっくりよく噛んで食べることで、脳にある満腹中枢が刺激され、食べ過ぎの防止や血糖値の安定に繋がります。
「一口30回」が目標ですが、いきなり30回はなかなか大変、、、。
まずは「今よりあと5回多く噛む」ことから始めてみませんか?
お口の健康は、全身の健康の入り口です。
毎日の食事をしっかり噛んで、いつまでも美味しく、元気に過ごしましょう!

★☆三愛病院 栄養課☆★

